😏 私
「大阪・関西万博も、残り1か月。振り返れば“暑い”と“高い”で話は終わるのだが、私の耳にこびりついた思い出がある。ドイツ館の入場待ちで浴びた、40分間の素人カラオケである。
夕暮れのオープンスペース。並んでいる我々に向かって、一般参加の歌声が大音量で降り注ぐ。高音は裏返り、低音は沈み、マイクは時折ハウリング。私は列から逃げられず、ただひたすらに“強制アトラクション”へ乗車させられた格好だ。テーマパークなら3分で終わるところを、40分間ループ再生。これはすでに娯楽ではなく拷問遊具である。」
💬 ランディ君
「カラオケに関する調査では、利用者の約7割が“ストレス発散”を目的としています。他人の歌を聴きたいと答えた人は1割程度しかいません。つまり、カラオケは基本的に『歌う本人のための装置』です。」
😏 私
「そうか。なら私は、赤の他人がストレスを発散するのを、40分間ひたすら背後から支援していたわけだ。しかも有料の万博チケットを払って。これはもう、拷問というより“逆課金カラオケ”と呼ぶべきだろう。」
💬 ランディ君
「ちなみに、万博の待ち時間は平均で30〜60分とされています。その意味では、40分のカラオケは“標準的な待機”ともいえます。ただし通常の待機では静寂が伴いますから、今回のケースは例外的です。」
😏 私
「なるほど、標準的な待ち時間を、非標準的な音響で過ごしてしまったわけだ。誰が悪いでもない。完全に私が悪い。ドイツ館に並ばなければ、この“拷問アトラクション”には乗らずに済んだのだから。万博最大の思い出は、展示ではなく、耳に残るあの震えるビブラートである。いやはや、自業自得の極みである。」
まとめ
- 万博の印象は“暑い・高い・耳に痛い”
- ドイツ館前で40分、素人カラオケを強制体験
- カラオケは歌う人専用、聞く人は副作用を受けるだけ
- テーマパークなら3分で済むのに40分ループ
- 結論:自分で並んだのだから、完全に自業自得
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