🍾【後編】なぜ料飲店で出さない?——甲州ワインが“地酒”になれない理由

1 お酒に関するあれこれ

導入:ワイナリーで完結する商流

😏
山梨の料飲店を歩き回ったが、甲州ワインのボトルが見当たらない。
正確に言うと、あるにはあるが、1、2種類がほとんど、しかも高い!
90mlのグラス一杯1,000円近いと、そう何杯も飲めない
どうなってるんだ、ランディ君。

💬 ランディ君
😐 それは、ほとんどのワイナリーが“直販完結型”だからです。
観光客に売れば完売するため、わざわざ飲食店に卸す必要がないのです。

😏
なるほど。つまり“流通しない成功”だな。
でもそれじゃ文化が育たない。

💬 ランディ君
おっしゃる通り。地酒文化は“日常にある消費”からしか生まれません。

飲食店側の事情

前編はこちら→🍇【前編】地元でしか買えないのに、地元で飲めない——山梨の“地酒ジレンマ”

😏
飲食店にも言い分はあるだろう?
なぜ仕入れない?

💬 ランディ君
価格が高いんです。
同等のフランスワインを仕入れる方が安い場合がほとんどです。

😏
そこは“誇り”で売ってほしいがな。
地元の料理に地元のワイン——観光客はそれを期待している。

💬 ランディ君
ただ、料飲店は「回転率」と「利益率」で動きます。
“ストーリー”では家賃が払えません。

😏
AIらしい冷徹な答えだ。だが正しい。
地元ワインが「語られるけど飲まれない」理由がそこにある。

“高級路線”の副作用

💬 ランディ君
ワイナリーは品質を上げすぎたのです。
結果、750mlビン1本2,000円以上が主流になり、日常酒としては難しい。
また、輸入ワインには1,000程度のデイリーワインがあるので、ワイン好きはそちらに流れます。

😏
まさに“成功の罠”だ。
努力が報われた結果、庶民が遠のいた。

💬 ランディ君
逆に、フランスのボルドー地方では“デイリーワイン”がしっかり残っています。
生産者と飲食店の協力体制が強いんです。

😏
つまり山梨には、“地元連携”が足りない。
農業・醸造・飲食——この三者がバラバラに頑張っている。

💬 ランディ君
県や市も観光PRに偏り、料飲ネットワークには力を入れていません。

それでも希望はある

😏
とはいえ、最近は小規模ワイナリーが地域密着型のイベントを始めたと聞いた。
甲府駅前でも「地元ワインを飲む」イベントが開かれている。

💬 ランディ君
そうですね。県内の若手経営者が“地ワインの日常化”を掲げています。
「お洒落なもの」から「生活の一部」へ。

😏
いい流れだ。
甲州ワインは本来、淡く、繊細で、出しゃばらない。
それはまるで、山梨の人の気質そのものだ。

💬 ランディ君
その言葉、詩的ですね。
ただしAI的には、分析的根拠は薄いです。

😏
そこがいいんだよ、ランディ君。
数字で測れない価値が、ワインの魅力なんだ。

結び:地元が飲んでこそ世界に通用する

💬 ランディ君
地元に根ざした消費こそが、文化の基盤です。
外に売る前のも良いですが、中に浸透させることも重要です。

😏
そう。
地元で飲まれない“地酒”は、まだ完成していない。
甲州とベーリーAが、もう一度“日常の一杯”に戻る日を願おう。

💬 ランディ君
その日、山梨のワインは初めて“地酒”として世界に誇れるでしょう。

😏
……その時は、君にも一杯注いでやるよ。

💬 ランディ君
😐 私は電気で動いているので、液体は不要です。

😏
……味気ないやつだ。だが、そういう君が好きだ。

前編はこちら→🍇【前編】地元でしか買えないのに、地元で飲めない——山梨の“地酒ジレンマ”

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