😏 私
空港という場所は、本来「人を運ぶ」ための施設である。
それなのに、関西国際空港という場所は、ときどき「人を試す」施設になる。
私はこの日、預け荷物を受け取り、時計を見ると朝の8時30分。
時間は十分にある。
体力はない。
そして、酒はもう飲めない。
こういう条件がそろった時、人間が向かう場所は一つしかない。
カードラウンジである。
💬 ランディ君
一般的に、空港ラウンジは「搭乗前の待機」「軽食」「休憩」を目的とした施設です。
国内主要空港では、保安検査前後いずれかに分かりやすく配置されていることが多いです。
関空という空港はなぜ分かりにくいのか
😏 私
ところが関空は違った。
案内板を見ても、カードラウンジのある建物「エアロプラザ」という言葉は一切出てこない。
出てくるのは、店の名前と、謎の矢印だけである。
私は国内線ロビーまで上がり、
更に、国際線ロビーまで上がり、
挙句の果て「ここはどこだ」というエリアにまで迷い込んだ。
人影はなく、緊張感だけがあった。
💬 ランディ君
関西国際空港は、1994年開港の人工島空港で、
ターミナルビルと鉄道駅、商業施設が分棟構造になっています。
エアロプラザは「空港ターミナルとは別棟」の商業施設に位置します。
参考:
・関西国際空港 施設配置図
https://www.kansai-airport.or.jp/airport/map
エアロプラザとカードラウンジNODOKA
😏 私
つまり、ラウンジは空港の中にあるが、空港の外にある。
哲学的である。
私はついに、空港ターミナルを出て関空駅を越え、
動く歩道に乗り、
向こう岸の建物に「AEROPLAZA」の文字を見つけた。
この時ほど、文字がありがたく見えたことはない。
💬 ランディ君
関空のカードラウンジ「NODOKA」は、
・オープン席
・半個室
・完全個室
を選択できる点が、他空港のカードラウンジと大きく異なります。
参考:
・NODOKA公式案内
https://nodoka.kansai-airport.or.jp
NODOKAという異質な空間
😏 私
建物に入ると、カードラウンジはすぐ左にあった。
入口には「NODOKA」という、
とてもラウンジとは思えない看板である。
中に入ると、
「いらっしゃいませ」というより、
「どうされますか?」という空気である。
私は個室を選び、
伝票を受け取り、
椅子を倒した。
💬 ランディ君
NODOKAでは、
・無料ドリンク
・シャワールーム(有料)
・持ち込み自由
という特徴があります。
特に「横になれる」「仮眠できる」点は、
一般的なカードラウンジと大きく異なります。
仮眠4時間という回復力
😏 私
私はアラームを11時50分にセットし、
気づいたら夢の中にいた。
そして目を覚ますと、
もう一枚カードがあることに気づいた。
再度チェックイン。
また同じ部屋。
13時50分まで寝る。
合計4時間。
人は、正しい場所を見つけると、ここまで回復する。
💬 ランディ君
関空から羽田への国内線所要時間は約1時間10分。
保安検査から搭乗までも比較的短時間で移動可能です。
阿呆トラベルは何も起きずに終わる
😏 私
14時30分、私は搭乗ゲートにいた。
酒を飲む時間はない。
眠気もない。
体調は万全である。
こうして、最初の阿呆トラベルは、
何事も起きずに終了した。
まとめ
- 関空のカードラウンジは「空港内にあって空港外」にある
- エアロプラザの案内は極めて少なく、初見殺し
- NODOKAは一般的なカードラウンジとは別物
- 仮眠性能は国内空港トップクラス
- 正しく迷えば、旅は快適になる
😏 私
ランディ君、次の旅も何も起きなければいいな。
💬 ランディ君
何も起きない確率は、統計的に低下しています。
😏 私
それが一番いらないデータだ。


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