突然、時間ができたので「四条河原町から清水寺まで歩いてみよう」と思い立ちました。
💬 ランディ君
「承知しました。それでは効率的なモデルコースをご提案いたします。
- 10:00 四条河原町出発
- 10:30 八坂神社参拝
- 10:45 二年坂・三年坂を経由
- 11:00 清水寺到着
このルートであれば、約1時間で到着可能です。」
🖊️ 私の斜め目線
「おぉ、さすがだね。でも、実際に歩くとそう簡単にはいかないんだよね……。」
当日は真夏日で、歩き始めて早々に体力を消耗。
高台寺付近でたまたま見つけた茶屋に入り、わらび餅と抹茶で栄養補給することにしました。
💬 ランディ君
「寄り道ですか?。ただし適度な休憩は、先を長く歩くために有効です。」
🖊️ 私の斜め目線
「そうそう、こういう寄り道は“正しい寄り道”。疲れが一気に和らぐし、気分も変わる。」
さらに歩を進めると、市内のデパートで売り切れていた山椒を三年坂の店で発見。
思いがけない収穫に感動して、近くの茶店に入り冷酒で乾杯してしまいました。
💬 ランディ君の正論
「その寄り道は……必要だったのでしょうか?冷酒は体力の回復に必ずしもつながらないかと……。」
🖊️ 私の斜め目線
「いやいや、“偶然の発見を祝う寄り道”ってのも悪くない。冷酒は効率的じゃないけど、記憶には残るんだよ。」
結局、思いのほか時間がかかり、暑さで体力もさらに消耗。
清水寺に到着した頃には、体力は半分近く削られていました。
💬 ランディ君のまとめ
「予定通りであれば余力を残して到着できたはずですが、寄り道を重ねたために効率は下がりました。
ただし、その分“わらび餅の味”や“山椒との出会い”という副産物を得られたのも事実です。」
🖊️ 私の斜め目線
「そう、寄り道って効率は落ちるけど“思い出”や“発見”が残るんだよね。
効率重視か、寄り道の価値を楽しむか──そのバランスが大事なんだ。」
まとめ
清水寺に着く頃には体力の半分を消耗していましたが、
途中で味わったわらび餅や抹茶、偶然見つけた山椒、冷酒での乾杯──
これらがなければ、ただの移動で終わっていたかもしれません。
寄り道は効率を犠牲にします。
でも、その道中で得た発見や記憶は、目的地にたどり着くだけでは得られない価値でもあるのです。
👉 次回(9/7記事)では、この「寄り道」を節税に置き換えて、中小企業が陥りやすい勘違いを掘り下げます。
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