備蓄米放出は米の価格下落に効果はあるのか?暇なコンサルが分析する(流通)

社会(society)

現在、備蓄米が続々と市場に出ており、随意契約だけでも50万トン、入札の20万トンを加えると、70万トンなので、約1か月分の消費量です。

テレビで専門家は1カ月後には備蓄米も売りつくされるので、また値段は元に戻ると、訳知り顔で言っていますが、果たしてそうでしょうか?

備蓄米が1ヵ月分放出されると、米を抱えている悪い奴?は出荷が1ヵ月遅れます。
つまり、1ヵ月分余計に保管料がかかります。

また、令和6年の米は令和7年にはすでに古米、今年の10月で古古米となり価格は10~20%安くなります。

そもそも、日本の人口は減ってきているので、米の消費量は確実に減っています。
そんな状況で、保管料を払ってまで、米を高値で売り抜けるでしょうか?

今回の米の値上がりは、実態が不明なので、何かがきっかけとなって、ずるずる値崩れする可能性も否定できません。
トランプ砲も炸裂してますから。

いずれにしても、リスキーな米の投機は動き出してます。

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