😏 私
仕事帰りにスーパーで半額の刺身切り落としを手に入れ、意気揚々と家路についた。
冷酒を注ぎ、さあ一口……と思ったら、刺身同士がベタッと仲良くくっついて離れぬ。
やむなく箸でむしり取り、わさび醤油へダイブ。
だが、口に入れた瞬間、あれ? これは海ではなく、どこか工場の味だ。
💬 ランディ君
スーパーの加工食品には “増粘多糖類” や “植物油脂” “アミノ酸等” が使われることがあります。
魚の切り落としは乾燥や変色を防ぐため、油分でコーティングされることも多いです。
😏 私
なるほど、魚が魚でなく、油まみれの偽物になっていたわけか。
包装ラップの裏を見たら、まさに “植物油” と “アミノ酸” の文字。
私は刺身で一杯やりたかったのだ、油まみれのスライスで冒険したかったのではない。
💬 ランディ君
水で洗うと油分は落ちやすいですが、薄い切り身は水っぽくなり食感が失われます。
平均して刺身用切り落としの添加処理率は2〜3割程度あるといわれます。
😏 私
洗ったら台無し、洗わなくても台無し。
まさに進退窮まる魚切り身。
結局わかめとネギを投入し、塩と胡麻油で和えて即席ポキに仕立て直した。
冷酒も涙も、同じ塩気で胃に流し込んだ夜であった。
まとめ
- 刺身切り落としは加工油でコーティングされる場合あり
- 水洗いすると身が水っぽくなり風味が落ちる
- パッケージ裏面の原材料表示は要確認
- 加工品は「刺身」より「アレンジ料理」に向く
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