【前編】ChatGPT無料版と有料版の違いって何?(間違いはここから始まった)

3 ChatGPT×中小企業経営

序章:勘違いから始まった

😏
ChatGPTの無料版と有料版の違い、これは経営者仲間からもよく聞かれる。
パソコンが苦手な人に説明するなら、シンプルが一番だ。

そこで、前々回の記事「ChatGPTと生成AIの違いと中小企業の使い方入門」を書く時、私は相棒に聞いてみた。

💬 ランディ君
無料版はGPT-3.5、有料版はGPT-4を使えます。

😏
おやおや。
しかし2025年9月時点では GPT-3.5 は廃止されて、無料版も GPT-4o を使っているはずだ。
この時、ひとつ目の間違いが生まれた。


バージョンを確認してみる

😏
無料版はGPT-3.5なのか?
それともGPT-4oなのか?

💬 ランディ君
2025年9月1日現在、無料版はGPT-4oを利用できます。
先ほどの説明は誤りでした。

😏
ふむ。訂正は早いが、説明の揺れは困る。
そこで、記事のアイキャッチを「GPT-4o」としたが、実はこの時私も勘違いを犯してしまった。
結局、前回の記事のアイキャッチは「GPT-4o」ままだ。


さらにややこしい「GPT-5」の表示

無料版を使って前回の記事も作成していると、「利用限度オーバーです」と表示が出た。
その時に画面には「ChatGPT 5」とあった。

😏
これはどういうことか。無料版でも GPT-5 が使えるという意味か?

調べてみると――
OpenAI は 2025年8月7日 に GPT-5 を正式リリースしている。(OpenAI公式)
その点を聞いてみると・・・

💬 ランディ君
それは仕様上の表記や内部テスト表示の可能性が高いです。OpenAIは 2025年8月7日に GPT-5 を正式リリースしていますが、無料版に全面適用されたわけではありません。
(出典:OpenAI Blog

無料ユーザーは使用量に制限があります。
制限を超えると「mini」など性能を抑えたモデルに切り替わることもあります。
有料版ではより多くのリクエストや追加機能が利用可能です。

😏
なるほど。つまり画面の表示と、実際に裏で動いているモデルは必ずしも一致しないわけだ。

そこで前々回の記事「ChatGPTと生成AIの違いと中小企業の使い方入門」では本文はGPT-5に訂正して書いたが、アイキャッチ画像はGPT-4のままとなった。


前編まとめ

  • 無料版も2025年9月時点では GPT-4o を利用している
  • GPT-5 は正式にリリース済み。ただし利用状況はプランや制限によって異なる
  • 画面表示(GPT-5等)と実際の利用モデルが一致しないケースもある

💬 ランディ君
次回(後編)では、ChatGPTがなぜ誤るのか、そして質問のコツを整理します。

👉 後編につづく

コメント

タイトルとURLをコピーしました