近頃、年金についての相談を受けます。
私を含めシニア世代は年を重ねるごとに、リタイア後が気になります。
つまり、リタイア後年金だけで生活できるのか?
という事で頭を悩ませます。
正直、年金だけで生活できるかどうかは、現在の職業や収入、年金受給額やそれまでの生活、資産状況などで千差万別、わかる訳ないのですが、みなさんネットなどで調べた挙句、こんがらがってしまっているようです。
ネット上の年金情報は、みな懇切丁寧かゆいところに手が届く情報ばかりですが、如何せん全ての人に対処しようとするあまり、情報量が多すぎる事と、掘り下げすぎるため内容が専門的になり、正直、素人にはよくわかりません。
みんな1円単位での年金受給額が知りたいわけではなく、おおよその数字が知りたいのです。
(少なくとも私に相談する人は皆そうです)
そこで、年金受給額がいくらかざっくり説明します。
と、言うか、50歳以上の人なら毎年誕生月に送られてくる「年金定期便」を見たら、将来の年金見込額(年額)が判ります。
でも、これは給料で言う「支給額」です。
サラリーマンの多くは自分の給料支給額など知りません
知っているのは(気になるのは)「手取り額」です。
年金も同様、受給額から税金等が天引きされるので手取り額は当然少なくなりますが、多くのサイトが受給額のみ説明しており、たまに手取り額を説明するサイトがあっても、難しい算式の説明が多く、年末調整に慣れているサラリーマンにはサッパリわかりません。
で、年金の手取り額ですが、大体受給額の95~85%と考えたらよいと思います。
5~15%税金等で天引きされるという事です。
そして、年金受給額200万円で90%を境に上下5%位振れます。
ただ、少なければ手取り割合が増えるか?と言うとそうでもなく受給額が100万円付近が手取り割合95%に近くなります。
まぁ、保守的に受給額の90%が手取り額と考えればよいと思いますが、ザックリし過ぎでしょうか?
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