前回、年金手取り額がいくらかざっくり書きましたが、あまりにもざっくり過ぎるのでもう少し深堀してみます。
しかし、サラリーマンの殆どが自分の源泉徴収票の内容を知らなくても、実生活に支障が無いのと同様、この位知っていてもいいかな程度の内容です。
そもそも、前回の表題で「サラリーマンと専業ORパート主婦夫婦」と書いたのに内容に反映されてませんでした。
まず、サラリーマンと専業ORパート主婦夫婦(要は奥さんが旦那さんの扶養に入っている場合)では、年金は旦那さんと奥さんの二人に出ます。
サラリーマンの旦那さんの場合、国民年金と厚生年金が受け取れます。
奥さんは独身の時、企業で働いていたらその期間の厚生年金と、専業主婦でいた期間の国民年金です。
2で、年金から天引きされるものですが、大きく分けると税金と社会保険料です。
税金は所得税(国税)と地方税に分けられますが、これは個々の年金収入に応じて納税額が決まります。
社会保険料は国民健康保険と介護保険で、これ国民年金は世帯所得(夫婦の年金受給額の合計)に応じて金額が決まりますが、介護保険は税金と同様です。
なので、専業主婦の場合年金額は国民年金約60万円+独身時代の厚生年金となるのでほとんどの場合、税金はかからず、社会保険料は旦那の年金から天引きされるため、引かれるのは介護保険のみ、月額約2,000円引かれるので、ほぼ満額もらえます。
対して旦那の場合、税金+奥さんの年金を加えた額で計算された国民健康保険料が天引きされるため、前回書いた手取り率より割合は低くなります。
まあ、厳密な内容とは若干違いますので、ざっくりイメージするためと考えてください。
実際年金を受給した時に驚かないために覚えていた方が良いかもしれません。
これ以上詳しい内容を知りたい方は、他のサイトを検索してください。
かなり詳しく書いてあります。
ちなみに、社会保険料は市町村ごとに金額が違いますので、興味のある方はサイトを検索してください。
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