ある日、監督から、浴室と洗面所の配置について相談したいので現場に来てほしいと連絡がありました。
早速、現場に行くと、浴室と洗面所の部分が、天井、床ともはがれており、コンクリートがむき出しです。
実は、と監督が言うには
浴室の真上に梁があり、浴室の天井裏に付ける予定の浴室乾燥機の室外機が、付けられないらしい。
床下には排水管があるため、床を低くもできず、天井を低くするか、浴室の向きを変えなければならない。
ただ、浴室の向きを変えると、洗面所の向きも変わり、洗面所の天井に付ける収納棚が、梁が邪魔で付けられなくなる。
こちらを立てれば、あちらが立たない状況です。
天井を低くすると圧迫感があるので、浴室の向きを変え、洗面所の棚は諦めました。
また、後日
今度は、キッチンの排気ダクトが梁が邪魔になって、梁の下を通さなければならず、キッチンの上に棚が置けない。
妻は、キッチン上の棚は絶対必要と主張し、
結局、コンロとシンクの位置を逆にして対応しました。
さらに後日
納戸の半分をクローゼットにする予定でしたが、梁が思いのほか大きく天井にパイプが通らない・・・
設計を変更して、入り口から左右にクローゼットと棚の配置を、奥がクローゼット手前が棚に変更
昭和のマンションは、梁が大きいため、梁による計画変更がその後も数カ所ありました。
小さな変更ですが、こうも続くと、正直へこみます。
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