◎スキットルを買った件

趣味(hobby)

20年以上使い続けたステンレス製のスキットルがついに液漏れしたため、急遽新しいスキットルを買いました。

若い頃、映画で見たポケットからスキットルを出して無造作にウイスキーを飲むシーンにあこがれたものの、インターネットなどない時代、あの入れ物は何かわからず、やっと東急ハンズで見つけてスキットルを購入しました。

ステンレス製の6オンス(180mℓ)です。

ただ、真冬に素手でさわると冷たいので、コルクボードを巻いて、キャンプ、スキー、野球観戦などに持って行き、チョット自慢げに飲みましたが、周りからの反応はほぼ無し。

何か、アルコール依存症に見られてたかも知れません。

しかし、私にとっては良い相棒です。

電車や飛行機で移動中(主に出張の帰り)に自分へのご褒美にチョット高級なウイスキーをごくり、最高のひと時です。

缶の水割りやハイボールの殆どには香味料が入っているので美味しくありません。またペットボトルはやはり雰囲気が出ない。

私は、スキットルからわざわざ30mℓのショットグラスに注いで、一気に飲むとむせる場合があるのでなめるように飲んでいます。

で、昨日も出張の帰りの車中で一杯やろうとカバンを開けると、高貴なウイスキーの香り。よもやと思いスキットルを取り出すとコルクの下が濡れています。慌てて中を除くと、1割ほど減っているではないですか・・・

どうやら貴重な山崎をカバンに飲ませてしまったらしい。ステンレスでも長年使うと腐食するのですね。

で、次の出張が迫る中、2代目すきっとるを手に入れるべく、ネットで探すと、1,000円以下のステンレス製から、ウン万円するチタン製のものまであるわ、あるわ、便利な世の中になったものですな。

しかし、趣味の世界は非常なもので、スキットルというマイナーなアイテムで、酒を飲むというダークな行為はほどんどの人から共感を得ることはできません。

仮に私が、新幹線のグリーン車で2万円のスキットルに入った山崎18年を飲んだところで、周りの評価話は、グリーン車のふさわしくないアル中おやじです・・・

私にとってのスキットルは「かさ張らなくて丈夫なお酒入れ容器」なので高額商品はパス。対して中に入れる酒はチョット高級品です。
そこでチタン製が腐食に強く臭い移りがしない事は確かなので、お試しとして4.5オンス(135mℓ)のチタン製スキットルを1,500円で購入しました。
これなら失敗しても惜しくありません。

ネットでは7オンス近い200mℓが主流の中、4.5オンスにサイズダウンしたのは、私は酒を人とシェアしない事と、国内移動で酒を飲める時間は大よそ3時間なので、水割り1杯1オンス(30mℓ)とすると4杯が適量と考えたからです。

もちろん足りないような長旅の場合は、別の容器に入れて同伴しスキットルにつぎ足します。
それよりも「あるだけ飲む!」という私の性格からも7オンスは多すぎます。

そして、数日後、手のひらに収まる可愛いスキットルが到着、ネットに書いてある容器内の加工くずも数回すすいだら綺麗になりました。(結構スキットル愛好家はアウトドア志向なのに潔癖症ですな?)

コルクシートはダイソーよりも目の細かいセリアで購入。無事2代目スキットルの完成です。

趣味(hobby)
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