◎最高の普通グランドセイコー（親父のお洒落）②メイドインジャパンの実力

普段使いで、それなりの時計が必要になった私ですが、ロレックスの一件で時計に対する興味が急速に薄れていったため、時計を選ぶのが億劫になり、腕時計をしたりしなかったりする日々を続けていました。

そもそも外国の時計などロレックスとオメガ位しか知らない私です。
仕事に関する調べものはおっくうがらない私ですが、気が進まない趣味についての調べ物は面倒です。
ところが世の中には時計に関心のある人が余程いるようで、ある飲み会で同席した友人が私が腕時計をしていないのに気づき、話しかけてきました。
また、ロレックス教徒かなと思い、これまでの経緯を話すと「ならグランドセイコーにしたら」と自分の右腕を見せます。

その腕に巻かれていた腕時計は、白い文字盤のごくごく普通の腕時計で、パッと見50,000円位に見えます。

しかし、友人が言うにはその時計は定価600,000円の機械式時計で、グランドセイコーでは安い部類にはいるそうです。
確かに文字盤にはGSと描かれていますが、素人目には60,000円でも高いような気がします。
とにかく地味です。
本人も、グランドセイコーは非常に地味で、さらにセイコーの数万円クラスのラインナップの時計とデザインがよく似ているため、遠目からでは余程のマニアでないと見分けがつかないそうですが、確かに納得です。

だだ、友人曰く、グランドセイコーはセイコーの最上位モデルで、全ての部品が日本製、セイコーの技術の結晶が詰まっているので、海外の有名時計に比べて全く引けを取らないのだそうです。

メイドインジャパン、SEIKO（この表記の方がかっこいいです）の技術の結晶、職人技の極意、なんだか地味な時計ですが、心をくすぐります。