お祭り政党、立憲民主党(立民党)ですが、流石にこれではいけないと考えてる人がいます。
立憲民主党「泉」代表です。
「まっとうな政治」をスローガンとして対決ばかりした挙句、共産党の選挙協力にころっと騙されてレッドーチム入りし、衆議院選で大敗した立民党。
当時の枝野代表が敗戦の総括もせずになし崩し的に辞任した後を一応選挙で継いだのが泉代表です。
伝統的に反省をしない立憲民主党なので、泉代表も過去は振り返らなかったのですが、流石に「対決」政党では先が無いと「提案型」政党に舵を切りました。
よい選択!GOOD JOB!です。
実際、コロナ関連では良い提案をして、一部実現させてました。
しかし、提案型の欠点は「話題にならない」事です。
政府の提案を真っ向反対しても実現しません。
そのため、現実的には修正案を出すしかないので、インパクトが無いのです。
ところがお祭り人間が多数の立民党議員は地味に実績を作るのは苦手、目立ってなんぼ!
ストレスが溜まります。
で、今回それが爆発したのだと思います。
そもそも今回の国葬反対ですが、泉代表はどこかで落として葬儀には参列しようと考えていました。
そこで、国葬開催について納得できる説明せよ!と政府を攻撃する一方、葬儀参列ついては言を濁していました。
やるね!立憲民主党!
元総理の葬儀に国会議員が参列する事は人としての最低限の常識であると思います。
問題のある国葬を理由に葬儀に参列しないのは、どちらに重きを置くかの問題ですが、やはり人としては参列すべきだとするのが一般人の常識でしょう。
共産党は国葬反対と言いながら参列を拒否しましたが、これは紅白歌合戦に選ばれてもいないのに出演しないと表明する大物歌手と同様に間抜けです。
そもそも、共産党は岩盤支持者以外はだれも選挙で投票しない政党です。
逆を言うと、何をしても岩盤支持者は絶対投票してくれるので、自由に何でもできます。
岩盤支持を持たず無党派層の支持が重要な立民党は、共産党のような常識外れの行動は慎むべきなのですが、どうも立民党議員はその事を理解していないようです。
共産党が国葬参列拒否を宣言したのだから、立民も参列拒否宣言すべきだ!
そんな声が党内から出ていると朝日新聞は煽ってますが、
そんなことをしたら立憲民主党はめでたくREDチーム入りしてしまい、ますます支持率は下がります。
そもそも日本人の道徳感では葬儀に参列しないことは、人としての常識を疑われる行為です。
(実際、野田元総理の葬儀参列宣言は、野田元総理の男を非常に上げました)
泉代表の落としどころを探る戦略は実に「まっとうな政治です」
しかし、立民党は落としどころを見つけるのが得意じゃない様で、そうこうしている内に、あの人がやらかしました。
そう、難波のダンシングクイーン「辻元清美」先生です。
まだ、党として葬儀に参列するか表明してないのに、国葬の通知が届いた途端、SNSに通知を出して、参列拒否を宣言!
元々目立ってなんぼ精神丸出しの方ですが、それがマーケットに受け入れられずに前回衆議院で落選、
今回の参議院比例区で当選したのですが、やはり立憲民主党議員、なぜ支持がなくなったのか反省しなかったのですね・・・
辻元先生は、葬儀に参列依頼通知が来たら全てSNSに通知を載せ、参加の可否を宣言します!
と、自分は目立つためには手段を選ばない非常識な人間だとカミングアウトしてしまいました。
・・・辻元先生、固定支持層だけでは当選できない事をわかってるんですか?
すると当然!
西のダンシングクイーンが動くなら私も動く!
と東のビジュアルクイーン蓮舫先生も即座に参列拒否を表明!
人気的には党代表になってもおかしくないのに、誰にからも担がれなかったのは何故か?
この方も立憲民主党議員、反省はしなかったのですね・・・
で、自分も大見え切って、国葬参列拒否を表明したかったのに、党の方向性が決まるまでは我慢してた常識的な他の議員も不満噴出!
結局、執行部は欠席、その他は自分の判断でという、全く持って立憲民主党的な無責任な判断をしました。
(岡田幹事長なので想定内ですが・・・)
党の方針を平気で破る一部議員
それに対して何も言えず、追随する執行部
まるで、太平洋戦争に突き進む戦前の日本政府の様です。
歴史は繰り返します。
当然立憲民主党も戦前日本政府と同じ歩みをするでしょう。
理由は次のとおりです
(故安倍元総理の国葬不参加)
安倍元総理の国葬は「国葬」と「元総理大臣の葬儀」の2重構造です。
朝日新聞は「国葬」に重きを置いて立民も同調しています。
しかし、大多数の国民は「凶弾に倒れた安倍元首相の葬儀」に重きを置いています。
(その意味で岸田総理は「歴代最長の任期」に重きを置き「凶弾に倒れた」事を軽んじるミスを犯しましたね・・・)
1万人規模の国葬反対デモが実施されましたが、おそらく当日、デモの10倍以上の国民の献花が、国民が重きを置くのはどちらかを明らかにするでしょう。
海外からの政府要人が参列する理由も当然後者のみ、国葬を理由に参列する国はないでしょう。
つまり、立民や共産党は「国葬への参列拒否」ですが、国葬当日、多くの国民は、立憲民主党と共産党の参列拒否を「凶弾に倒れた元総理の参列拒否」と理解します。
(果たして立憲民主党はその事に気付きますかね?)
結局参列拒否は百害あって一利なし、自由気ままな共産党は問題ないですが立憲民主党には、今後大きな痛手となるでしょう。
(自民党と旧統一教会の関係)
旧統一教会の問題は警察でも消費者庁でも問題となっていません。
なので、旧統一教会と自民党議員の関係をいくら追及しても結果は出ません
しかも相変わらず、立民党はどう落とすのかが全く見えない?
岸田総理に謝罪させ、内閣総辞職?
法律違反をしてないのだからそれは無理でしょ・・・
しかし、チコちゃんは知っています
立民は「自民党は旧統一教会に選挙協力をしてもらい、政策的に旧統一教会の影響を受けている」と主張していますが、
「旧統一教会」を「労働組合」と置き換えるとそのまま立憲民主党に当てはまることを・・・
旧統一教会は不正献金を強要している!?
いやいや、労働組合の組合費の高さや休日の出労、脱会阻止の圧力などはよく聞く話です・・・
最大のネックは国葬反対、旧統一教会問題はモリカケ、桜を見る会同様、国民の生活に全く影響しない事です!
モリカケ、桜を見る会問題にみんなはスキャンダル視点で興味を持っただけで、選挙での投票先選択には殆ど影響しませんでした。
朝日新聞は政治問題に偽装しましたが、週刊文春と週刊新潮は最初から芸能人の浮気と同じレベルの報道です。
結局、国民は森友問題のネタがつき、次の話題が出るとそっちに興味は移ってしまい「疑惑は深まった~」と叫ぶ辻元先生をよそに、追及は中途半端、うやむやに終わってしまいました。
一方、東京オリンピック開催反対問題は、開催するとコロナ感染が酷くなるという国民の生活に直結する話題でしたが、これも菅総理のコロナ対策が功を奏し、次第に感染者げ減るとトーンダウンしてしましました。
結局、東京オリンピック開催によるコロナ感染拡大は起こりませんでしたが、それに対する反対者のコメントは全くなしです。
話をもどします。
今後、立憲民主党は勝つ見込みのない論戦を繰り広げるでしょう。
旧日本軍と同じに・・・
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