バスケットボールのTV中継に物申す!

スポーツ(sport)

もうすぐパリオリンピックです。
弱小バスケ部に所属していた子供を応援した関係で、バスケットは多少わかります。

特に、私の弱小バスケ部の勝利の方程式は、ロースコアゲーム&3Pシュートと勝手に思っているので、今の日本代表のバスケの戦術には共感が持てます。
(特に女子バスケ!)

トラベリングも知らずに応援を始めたバスケですが、さすがに周りの父兄からレクチャーを受けて、バスケットボールの特徴がわかりはじめました。

ずばり、バスケットボールは時間とファールのスポーツです。
ファールの数を数えながら、残り時間を見る。
これが、他の団体球技との違いで、分かってくると選手の技術以外の見どころになります。
拮抗したゲームの終盤、勝負を決めるのは個人技よりもファールと3P、そして時間の使い方だと思います。

ざっく言うと、バスケットの試合は1P(ピリオド)10分で4P制です。
当然、ロスタイムなどはなく、残り時間はタイマーで表示されます。

2・3秒で得点できるスポーツなので、何秒という時間がとても重要です。

また、ボールを持った(攻撃権を持つ)チームは24秒以内にシュートしなければならないので、キッチリ守ってシュートを打たせないと、相手から攻撃権を奪うことができます。

それ以外にも、時間に関するルールがありますが、この2種類のタイマーは今の中継では表示されるようになりましたが、東京オリンピック前の民放の中継では24秒タイマーがないものが結構ありました。
今はそんなことはないので、大きな進歩です。

もう一つ重要なのはファールです。

これもざっくり言うと
個人でファールを5回すると退場、そのゲームは出れなくなります。
ファールのほとんどは守備時に起こるので、守りの要の選手はファールをする可能性が高く、1Pで3ファールをしたら、八村でもホーキンソンでも渡辺でも、その後の出場時間は制限を受けるので、選手のやりくりを考えなければなりません。
ただ、サッカーと違い退場になっても選手交代なので、基本コートの中には5人います。

もう1つ、1P中チームで5回ファールをすると、5回目以降ファールをするたびに相手にフリースローが2本与えられます。
つまり、ファール1本で2点取られるということです。

しかし、なぜか不明ですが、テレビ中継でファールの表示が少なすぎるのです!

東京オリンピックのバスケの試合では、チームファールを表示しているTV中継は半分くらい、
個人ファールの表示は皆無でした。

その後、沖縄でのワールドカップ予選あたりからは、TV中継でチームファールの表示が出てきましたが、
なぜか表示は4つ??
これでは、4ファールなのか5ファールなのかわかりません。

しかし、個人ファールは相変わらず0です。
試合の途中に選手紹介や得点数を出すのは否定しませんが、常時と言わないまでも、選手がファールした時くらい、フィールドの選手のファール数は出してもらいたいです。
(時々全選手のファール数も出してほしいですね)

そして最後に、これは「物申す」ではなくお願いベースです。
TVのバスケ中継では、ファールをして時間が止まった時、必ずシュートシーンをリプレイしますが、
正直1試合で30~40本シュートが決まるバスケでは、1本のシュートはあまり価値がありません。

それよりも、どんなファールをしたかに興味があります。
やむを得ないファール、
不用意なファール、
相手にはめられたファール、(相手をはめた計画的ファール)
バスケを知れば知るほど、ファールが重要になります。

ぜひ、パリオリンピックのバスケの試合では、TVを見ながら、紙にセッセと個人ファールを集計しないで済むようにしてもらいたいものです。

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