60歳からのNISA 積立金額はいくらにするか?を斜め読み 後編(定時定額投資は割に合わない?)

投資(NISA)

具体的積立の方法ですが、よく言われるように定時定額ほったらかし投資がもっともスタンダードだと思います。
しかし私は、あら還投資家の投資期間は70歳までと考えています。
となると投資期間は約10年なので、定時定額ほったらかし投資はチョットなじまないのではないかと考えます。
この投資方法は景気変動を平準化することを目的としているので、
それを可能にするにはやはり投資期間20~30年が必要です。

そこで、私が行っている定時定額積立に、株取引の基本である「高い時に買って、安い時に売る」をチョイスした積立を紹介します。

偉そうに書きましたが、要は定時の積立額を少なくし、相場が下がった時にスポットで買う予算を取っておくことで、
相場の変化、特に下げた時に対応して、投資単価を下げようというものです。

2024年2月8日現在、日米とも株は値上がり傾向です。
この時期はあまり欲張らずおとなしく定額積立しています。

そして、相場が下がり基調になった時
・・・私は日銀の利上げがターニングポイントと考えますが
スポットで投資するという戦略です。
・・・もちろんそこまで確信は持てないので、そんなにはつぎ込みませんが

投資を始めると否が応でも世界経済が気になります。
欧米の株式相場の上がり下がりを、アナリストは後付け理論で説明しますが、
そんな後付け理論でも見聞きしていると、相場の上げ下げのターニングポイントがわかるようになります。
利上げ、武力衝突、大規模災害が株価の下げを誘発する事は想像できるようになります。
・・・もちろん、どのくらい下がるかはさっぱりわかりませんが

ま、何も考えずネットで話題のオルカンを月々定額買うという戦略も否定しませんが
リアル老後資金を貯める場合、多少でも勉強した方が勝利の確率が増えると思います。

投資は良く調べて無理せず自己責任で行いましょう。

書き忘れましたが、この定時定額&スポット投資は意外な効果があります。
それは、相場が下がり基調の時、不安感を緩和できる事です。

あのコロナの時、
信じられないスピードで世界の株価が下がり、私の投資残高も日に日に目減りしていきました。

しかし、私にスポット用の予備資金があったため、
コロナはいつまで続くかわからないが、いつかは収まると考える余裕があり
落ちるナイフは掴むなという格言を無視し、スポットで投資した結果、かなりのリターンの得る事が出来ました。

カツカツの資金で投資していた時に体験した地獄のリーマンショックとは、かなりの違いです。

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彷徨えるコンサルタントの備忘録

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